スケジュール表をつけてみよう
2021/03/20
スケジュール表をつけてみよう
発達支援ルームみんなの木のスタッフです。
突然ですが、みなさんは「スケジュール帳」を使っていますか?
私事ですが、大学在学時は、バイト3つに体育会系の部活もしていたので、頭の中で
毎日のスケジュールを管理することがとても大変でした。
しなければいけないこと。その日新しく知ったこと、そして予定の管理。スケジュール帳に書き込めば、全てを一冊に集約して持ち運ぶことができるので、大変重宝しました。ですが、なかなか使いこなすことが難しく、時間のある時はたくさん書き込み、そうでない時はスカスカだということも...(苦笑)
「もっと早くからスケジュールをつける癖をつけておけばよかった」
何度もそう思いました。
話は変わりますが、
「家ですぐに宿題に取り掛かれなくて」
「家に帰ってもやるべきことをする前に、遊んでしまって」
親御さんからよく聞くお悩みです。
ですが、子ども達自身は、みんなの木ではすべきことがしっかりとできている場合がほとんどなのです。
中学生や高学年が、お手本となる姿を見せてくれるので、みんなもそれにつられて自然と、手洗い→学習→おやつのステップをこなしてくれます。いつまでも宿題、もしくはすべき課題にとりかかれないことはほとんどありません。
でも、施設でできていても、それを施設を出たところでもしっかりと習慣化できていなければ、あまり意味がないと思います。
そこで、自分の予定をスケジュールで見える化し、管理できるようになれば、お家や学校でも習慣化できるのではないかと考えました。
To do リストを作り、その日するべきことに優先順位をつけて、できたものからチェックをつけていきます。
最初は億劫でも、続けていくにつれて、「書かないと気持ち悪い」くらいまで習慣化できることを目標にしています。
まだ、字を書くのが難しい子は、絵カードで順番にするべきことを示し、終わったものから「おわり」ボックスに入れていきます。
これから年齢が上がるにつれて、どんどん忙しくなる反面、予定は自分で管理することを求められます。
いつか、みんなの木を卒業するころには、しっかりと見通しが立ったスケジュール管理ができるように、トレーニングを続けていきたいと考えています。